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1.5万社導入 法人カードUPSIDER、純損失△1.1億円→△5.7億円へ赤字拡大。2022年シリーズC総額54億円、融資総額467億円

1.5万社導入 法人カードUPSIDER、純損失△1.1億円→△5.7億円へ赤字拡大。2022年シリーズC総額54億円、融資総額467億円

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法人向けカードの提供などを行うUPSIDERが発表した決算公告によると、2022年4月期(4期)の業績は、純損失が前期 △1億1,687.5万円から△5億7,598.4万円へ赤字が拡大した。利益剰余金は △8億1,291.9万円、総資産 93億1,171.7万円だった。

UPSIDERは2018年5月設立。法人カード「UPSIDER」、ビジネスあと払いサービス「支払い.com」の開発、提供を行う。UPSIDERは、最大1億円以上の高い利用限度額を持つ法人カード。バーチャルカードの発行・管理、支出管理などのSaas機能を持ち、会計SaaSなどの周辺サービスとの連携による会計処理や支払い管理などの厳格化、効率化に役立つ。支払い.comは、企業間取引のあらゆる銀行振込の支払いを、ユーザーの持つクレジットカードで決済できる事業者向けサービス。支払いをクレジットカードの引落日まで延長することで、資金繰り改善に役立つ。利用にあたり、書類提出や面談、審査などはない。UPSIDERと支払い.comは、それぞれ2020年10月、2022年4月にサービス開始。現在、両サービスの利用社数は15,000社を超え、アクティブ利用企業数千社以上、利用継続率99%以上。累計決済規模は1,000億円を超える。

同社は2022年6月にDST Global PartnersとWiLをリードインベスターとしたシリーズC総額54億円の資金調達を実施。2022年10月には、大手金融機関4社から総額467億円の融資と融資枠を確保したことを明らかにしている。

Data Base UPSIDER

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