29日、ブランド運営事業者に対してマーケットプラットフォームサービスを展開するAnyMind Group<5027>が東証グロース市場へ新規株式を上場した。これまで2度に渡り上場承認、上場取り消しを繰り返したが、今回3度目の上場承認を経て無事株式上場を果たした。初値は公開価格と同じ1,000円だった。公開株数は3,092,900株、初値ベースの時価総額569億8,600万円、株式上場による資金吸収額 30.9億円。調達資金は事業拡大、人件費などに充てる。
AnyMind Groupは、2019年12月に設立。新しくブランドを立ち上げたいクリエイターや既にブランドを有するブランド運営事業者に対して提供するマーケティングプラットフォームサービスを主軸に、ブランドの生産管理をはじめ、ECサイト構築・運営、物流管理を支援するD2Cプラットフォーム「AnyFactory」、「AnyShop」、「AnyLogi」を、アジア・中東を中心に13カ国・地域で展開している。直近の業績は2022年12月期売上高247億9,000万円、税引前利益 3億2,600万円、純利益 2億3,900万円だった。2023年12月期の業績予想は、売上高327億4,400万円、税引前利益 2億7,800万円、純利益 8,400万円の見通し。
Data Base AnyMind Group
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