コミュニケーションアプリ開発のLinQは17日、MIXIから条件付きによる最大約20億円の資金調達を行うことを明らかにした。MIXIからの資金調達は2024年3月末までに段階的に実施。コミュニケーションサービスの実績をもつ同社からの事業支援も受け、事業スピードを加速させる。
LinQは2019年8月に設立。これまでに匿名質問アプリ「Ninjar」や位置情報共有アプリ「whoo」など、多くのアプリ開発を手掛けきた。中でも、2022年12月にリリースした「whoo」は各国のApp Store、Google Playで1位を獲得した実績を持ち、3カ月で1,000万DLを突破。その半数近くを海外ユーザーが占め、世界170カ国以上のユーザーが利用する。whooは、位置情報を家族や特定の友人同士で共有できるアプリ。オンライン状況のステータスや滞在時間、充電残量表示などの情報を共有できるほか、お互いの場所までの経路や移動時間がわかる機能やチャット機能などを持つ。
「日本発のSNSは全てUSやCHINAのテック企業に負けてしまっており、私たちは世界に挑戦するリベンジマッチを狙っています。今後の「whoo」に必要なのは、オリジナリティです。私たちはメディア化されたSNSに終止符を打ち、本来のソーシャルネットワークを取り戻します」(LinQ 代表 原田豪介氏)
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