1日、東京証券取引所がレベニューシェア型マーケティング支援を手掛けるブリーチの東証グロース市場への新規上場を承認した。上場予定日は7月5日。
ブリーチは2010年4月に設立。初期費用やコンサルティング料ではなく、新規ユーザー獲得などのマーケティング効果に応じて報酬を得るレベニューシェアによるマーケティング支援サービス「シェアリング型統合マーケティング」事業を展開する。化粧品・日用品などのインターネット通販会社や、美容サロン、金融サービスなどを展開する企業が主な顧客。レベニューシェアモデルにより、顧客企業は事前にユーザー獲得コスト(CPA)を確定できるため、収益の見通しが立ちやすくなるなどのメリットがある。
同社では、マーケティング戦略の構築から広告制作、広告運用などの一連のマーケティング支援機能のほぼすべてを内製化し、大量のA/Bテストによる仮説構築・実行・検証・改善を高速で行うことでマーケティング効果を最大化。また、大量のデータやノウハウをすべて社内に蓄積することで、マーケティング力を継続的に進化させていく独自のビジネスモデルが売り。直近の業績は、2022年6月期(13期)売上高 146億674.4万円、経常利益 10億289.7万円、純利益 6億2,172.4万円だった。
Data Base ブリーチ
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