ごみ拾いを促進するプラットフォームの運営などを手掛けるピリカは5月30日、サイクラーズ、山一商事、リバネスキャピタルから総額2.8億円の資金調達を行なったことを明らかにした。資本参加した各社との事業連携を深め、事業拡大を加速する。
ピリカは2011年11月に設立。ごみ拾いSNSを活用したごみ拾い促進プラットフォーム「Pirika(ピリカ)」の運営を軸に、画像解析技術で広範囲にわたる路上ごみの量や分布を定量的に計測するごみ分布調査サービス「タカノメ」や、マイクロプラスチック流出量を調査するサービス「アルバトロス」などの提供を行う。
主力サービスのごみ拾いSNS「ピリカ」は、2011年5月15日にサービスを開始。2023年5月現在、118の国と地域で利用されており、SNS上のありがとう数は累計約3,000万件。同プラットフォームを通じて累計3億個のごみが拾われた。ピリカでは2040年までに「自然界に流出するごみの量」と「回収されるごみの量」を逆転させることを目指しており、地球規模のごみ問題解決へ向けた基盤を構築していく。
Data Base ピリカ