動物病院向けSaasを展開するBomoは8日、サイバーエージェント・キャピタル、East Ventures、個人投資家によるJ-KISS型新株予約権の発行に加え、金融機関の融資により、シードラウンド総額1.3億円の資金調達を行ったことを明らかにした。調達した資金で開発や採用、組織体制を強化し、動物医療のDXの推進を加速させる。
Bomoは2021年7月に設立。動物病院向け業務改善Saas「Wonder」の開発、提供を行う。Wonderは業務のDX化がまだあまり進んでいない動物病院にフォーカスしたクラウド型の業務改善システム。多くの動物病院との対話を重ねて開発を進め、2022年12月に正式版をリリースした。これまでアナログで非効率的だった動物病院の業務をデジタル化し、オンライン予約やオンライン問診をはじめ、シフト管理や患者アンケート、デジタル診察券、決済機能など装備する。
「ペットが通う動物病院における医療体験は、まだまだアップデートできる余地が多く残されており、そこにチャレンジするサービスやスタートアップは残念ながら多くありません。私たちは、思うようにDXが進んでいない国内の動物医療現場に対して一石を投じ、ペット産業を変革したいと考えています。」(代表 村田卓也氏)
Data Base Bomo