13日、企業DX支援事業を展開するABEJA<5574>が東証グロース市場へ新規株式を上場した。上場初日は取引開始から買いが膨らみ、カイ気配のまま取引を終えた。最終気配値は公開価格の2.3倍となる3,565円だった。公開価格は1,550円。公開株数1,437,500株。株式上場による資金吸収額は22.2億円。調達資金は人材採用をはじめとする人件費や運用、研究開発費などに充てる。
ABEJAは2012年9月に設立。企業のDXに必要なデータ生成から収集、加工、分析、AIモデリングまで、継続的・安定的な運用を行うDXプラットフォーム「ABEJA Platform」を基盤とした、顧客企業のDX支援事業を展開する。2023年2月時点、ABEJA Platformの利用社数は累計266社。これまで多種多様な業界・業態300社以上のDXを支援し、これにより培ったナレッジを強みに、顧客ニーズにあわせて設計から開発、構築、運用まで、デジタルトランスフォーメーションに必要な工程をデジタル版EMSとして、フルマネージドサービスで請け負う。直近の業績は、2022年8月期売上高 19億7,823万円、経常利益 △1億8,175.7万円、純利益 △1億9,636.6万円だった。2023年8月期の業績予想は、売上高 27億6,700万円、経常利益 3億6,600万円、純利益 3億2,000万円見通し。
Data Base ABEJA