29日、ファッションイベント「TOKYO GIRLS COLLECTION」を展開するW TOKYO<9159>が東証グロース市場へ新規株式を上場した。初値は 7,000円で、公開価格 3,000円を133.33%上回った。公開株数は504,800株、初値ベースの時価総額181億1,600万円、株式上場による資金吸収額 15.1億円。調達資金は人材採用、育成などの人件費や、借入金の返済に充てる。
W TOKYOは2015年7月に設立。主力のファッションイベント「TOKYO GIRLS COLLECTION」を軸に、ブランドの知名度とネットワークを活用した地方都市での開催やSDGs推進を始めとするシティプロモーションのほか、企業のPRコンサルティング、プロモーション機会の提供、コンテンツ制作、タレントキャスティングなどを行う。
TOKYO GIRLS COLLECTIONはファッションショーをはじめ、豪華アーティストによる音楽ライブや、旬なインフルエンサーが登場するスペシャルステージなど、10代~30代の青年層に対する発信型プラットフォームとして、毎年春と秋に東京近郊のアリーナクラスの会場において開催している。2005年より通算開催数は36回。直近の開催回において、1開催回あたりの来場者数と配信視聴者数の合計約800万人を超える。直近の業績は、2022年6月期売上高 20億6,500万円、営業利益 9,300万円、経常利益 8,700万円、純利益 1億2,800万円だった。2023年6月期業績は、売上高 35億4,600万円、営業利益 5億9,800万円、経常利益 5億7,500万円、純利益 4億2,300万円見通し。
Data Base W TOKYO