6月30日、NVIDIAを中心としたGPGPU製品などを提供するジーデップ・アドバンス<5885>が東証スタンダード市場へ新規株式を上場した。初値は 10,680円で、公開価格 4,510円を136.81%上回った。公開株数は460,000株、初値ベースの時価総額140億9,800万円、株式上場による資金吸収額 20.7億円。調達資金は運転資金や設備投資に充てる。
ジーデップ・アドバンスは2016年1月にNVIDIAのGPGPU製品などの仕入れ、販売を行うトーワ電機の子会社として設立。2020年4月会社分割によりトーワ電機の情報通信関連の全事業を継承した。おもにAIやビジュアライゼーション、ビッグデータ領域のサービス開発、運用を行う顧客に対して、最新テクノロジーと、NVIDIA製品を中心とした提携グローバルベンダーの製品を適宜組み合わせ、ハードウエアなどの企画・設計から構築・運用支援までのサービスをワンストップで提供する。直近の業績は、2022年5月期(7期)売上高 34億9,100万円、営業利益 4億500万円、経常利益 4億4,700万円、純利益 2億8,300万円だった。2023年5月期業績は、売上高 37億6,600万円、営業利益 5億6,100万円、経常利益 5億6,800万円、純利益 3億7,100万円見通し。
Data Base ジーデップ・アドバンス