Now Reading
レベニューシェア型マーケティング支援 ブリーチ、東証グロース上場。初値1,603円 公開価格19%上回る。資金吸収額 95.5億円

レベニューシェア型マーケティング支援 ブリーチ、東証グロース上場。初値1,603円 公開価格19%上回る。資金吸収額 95.5億円

アバター画像

5日、レベニューシェア型マーケティング支援を手掛けるブリーチ<9162>が東証グロース市場へ新規株式を上場した。初値は1,603円で、公開価格1,340円を19.63%上回った。公開株数は7,130,000株、初値ベースの時価総額401億5,500万円、株式上場による資金吸収額 95.5億円。調達資金は人件費のほか、業務関連ソフトウエアや基幹システムなどの設備投資、広告宣伝費などに充てる。

ブリーチは2010年4月に設立。初期費用やコンサルティング料ではなく、新規ユーザー獲得などのマーケティング効果に応じて報酬を得るレベニューシェアによるマーケティング支援サービス「シェアリング型統合マーケティング」事業を展開する。化粧品・日用品などのインターネット通販会社や、美容サロン、金融サービスなどを展開する企業が主な顧客。レベニューシェアモデルにより、顧客企業は事前にユーザー獲得コスト(CPA)を確定できるため、収益の見通しが立ちやすくなるなどのメリットがある。

同社では、マーケティング戦略の構築から広告制作、広告運用などの一連のマーケティング支援機能のほぼすべてを内製化し、大量のA/Bテストによる仮説構築・実行・検証・改善を高速で行うことでマーケティング効果を最大化。また、大量のデータやノウハウをすべて社内に蓄積することで、マーケティング力を継続的に進化させていく独自のビジネスモデルが売り。直近の業績は、2022年6月期売上高 146億674.4万円、営業利益 10億2,700万円、経常利益 10億200万円、純利益 6億2,100万円だった。2023年6月期の業績予想は、売上高 159億1,000万円、営業利益 20億4,300万円、経常利益 20億4,000万円、純利益 13億2,800万円見通し。

Data Base ブリーチ

© 2022 TOKYO GEEKS. All rights reserved. 

Scroll To Top