音補正ができるイヤホンの開発、販売を行うOlive Unionは11日、ZOZO創業者の前澤友作氏率いる前澤ファンドやBeyond Next VenturesなどからシリーズD総額11億円超の資金調達を行なったことを明らかにした。調達した資金で日米でのマーケティングを強化し、次世代補聴器「Olive MAX」をはじめ、新製品・サービスの開発を加速する。
「カッコいい補聴器を作る会社Olive Unionさんに出資しました。70代の僕の両親にプレゼントするなら、こういうカッコいいものを選びたい。若者がAirPodsを当たり前に使うように、おじいちゃんおばあちゃんにもOlive Unionの補聴器を使ってもらい、元気でハッピーになってもらいたい」(前澤友作氏)
Olive Unionは2019年5月に設立。スマホアプリで音補正ができるイヤホン「Olive SmartEar Plus」や、次世代補聴器「Olive MAX」の開発、販売を行う。最新モデルのOlive SmartEar Plusは従来の音調整、雑音抑制機能に加え、OTAアップグレードを搭載。独自音声検出機能により、よりきめ細やかな音調整ができるのが特徴。これまでのシリーズ累計販売数は8万台に及ぶ。2022年4月には次世代補聴器として「Olive MAX」をアメリカで販売を開始。米クラウドファンディングを通じて、約4,000台を先行発売した実績を持つ。
Data Base Olive Union