AIの品質保守を自動モニタリングするツールなどを開発するCitadel AIは12日、東京大学協創プラットフォーム開発、Coral Capital、ANRI、サントリーホールディングス、三菱UFJキャピタルからシリーズA総額5.2億円の資金調達を行ったことを明らかにした。調達した資金で主力製品の対象を生成AIなどの最新AIへ拡充し、グローバル市場への事業展開を加速する。
Citadel AIは2020年12月設立。開発・学習段階のAIの自動耐性テストツール「Citadel Lens(シタデル・レンズ)」と、運用段階のAIの自動モニタリングツール「Citadel Radar(シタデル・レーダー)」の開発、提供を行う。共同創業者でCTOのKenny Song氏は、米Google Brainのプロダクトマネージャーを務めていた経歴を持ち、GoogleやトヨタなどでAI開発に携わってきたエンジニアらが開発をリードする。2021年3月、アクセラレーションプログラム第4回東大IPC 1stRoundに採択。2021年10月にはシードラウンド総額1億円の資金調達を行なった。
Data Base Citadel AI