モバイル決済サービスのLINE Payが発表した決算公告によると、2023年3月期(9期)の業績は、売上高が前期 66億8,500万円から 80億円に拡大し、最終損失も同 △17億7,000万円から △9億3,200万円へ赤字幅が縮小した。利益剰余金は△189億8,800万円、総資産 13億3,200万円だった。
LINE Payは2014年5月設立。メッセンジャーアプリ「LINE」ユーザ向けQRコード決済サービス「LINE Pay」の運営を行う。LINE Payはコード決済に加え、Apple pay/Google Payに対応するほか、LINEユーザー同士の送金や割り勘をはじめ、「企業」から「個人」に24時間365日いつでも送金できる「LINE Payかんたん送金サービス」などの機能を持つ。2021年8月には、決済サービスPayPayを運営するZホールディングスと親会社のLINEの経営統合(2021年3月)に伴い、PayPayの加盟店でもLINE Payが使えるようになった。
Data Base LINE Pay