Q&Aサイト運営のオウケイウェイヴが14日に発表した2023年6月期連結業績は売上高が前期8億3,200万円の△82.4%減となる1億4,600万円へ落ち込んだ。連結売上の大半を占めていたアップライツが連結から外れたことが影響した。一方、経営再建に向けたグループ再編、人員整理、社内の各システムツール見直しなどのコスト削減に取り組み、営業損失は前期△12億9800万円から△7億900万円に改善した。ただし、6月末時点の現預金残高は前期末4億6,050.8万円から1億5,566.2万円へ減少、△9,856万円の債務超過に陥った。
オウケイウェイヴは2020年6月期以降、営業損失が継続。2022年6月期には資産運用を委任していたRaging Bull社の債務整理により、債権49億3,303.2万円と仮受金10億1,691.4万円との差額39億1,611.7万円を貸倒引当金として計上したほか、長期預け金の貸倒引当金、のれんの減損損失の計上なども重なり経営が悪化した。
Data Base オウケイウェイヴ