メタバースプラットフォームを提供するクラスターが発表した決算公告によると、2022年12月期(8期)の業績は純損失が前期△4,989.3万円から△9億6,156.2万円に赤字が拡大した。利益剰余金は △11億267.3万円、総資産 7億1,793.6万円だった。
クラスターは2015年7月に設立。誰もがメタバース上で音楽ライブ、カンファレンスなどのイベントを開催できるメタバースプラットフォーム「cluster」の開発、提供を行う。clusterは、スマホやPC、VRといったデバイスから数万人の同時接続が可能。大規模イベントの開催や人気IPコンテンツの常設化を実現する。法人向けイベントも手掛けており、2023年1月時点、累計動員数は2,000万人を突破した。2023年5月にシリーズD総額52億円を調達。累計資金調達額は66億円に達した。
代表の加藤直人氏は京都大学理学部卒。大学で宇宙論と量子コンピュータを研究。同大学院を中退後、3年間の引きこもり生活を経て2015年7月Fictbox株式会社(現クラスター)設立、代表取締役CEO就任した。
Data Base クラスター
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