企業間物流を最適化するクラウドサービスを提供するHacobuが発表した決算公告によると、2023年5月期(8期)の業績は、純損失が前期△4億9,071.7万円から△6億35.5万円に悪化した。利益剰余金は△24億8,455.2万円、総資産24億896.5万円だった。
Hacobuは2015年6月に設立。企業間物流を最適化するクラウド物流管理ソリューションとして、トラック予約受付サービス「MOVO Berth」や動態管理サービス「MOVO Fleet」、配送案件管理サービス「MOVO Vista」などのクラウドサービスのほか、データによる物流DXを支援する物流DXコンサルティング「Hacobu Strategy(ハコブ・ストラテジー)」を展開する。2023年7月現在、MOVOシリーズ累計導入企業数は600社を超え、利用事業所数13,000カ所を突破。トラック予約受付サービス「MOVO Berth」の累計利用ドライバー数48万名を突破した。2025年度、MOVO利用事業所3万カ所を目指している。2023年5月にArchetype Ventures、Sony Innovation Fundなどから総額14.7億円調達を調達。これまでの融資を含む累計資金調達額は46億円。
Data Base Hacobu