26日、モバイル決済サービスを展開するネットスターズ<5590>が東証グロース市場へ新規株式を上場した。初値は1,334円で、公開価格1,450円を△8.00%下回った。公開株数は3,707,700株、初値ベースの時価総額 222億4,700万円、株式上場による資金吸収額 53.7億円。調達資金は新規加盟店等獲得のための営業人員をはじめ、開発体制強化のためのエンジニアの増員のほか、決済システム「StarPay」や審査・運用システム、DX/ミニアプリ関連システムなどの機能拡充に充てる。
ネットスターズは、2009年2月設立。PayPayやLINE Payなど日本国内外合わせて25種類以上のQRコード決済を1つのアプリで決済ができるマルチQRコード決済サービス「StarPay」の提供を軸に、キャッシュレス決済に関連するミニアプリなどの開発、販売を行う。StarPayは、加盟店の決済額に応じた手数料が収益。2023年6月末日時点、店舗や自動販売機を含め国内40万アカウント以上に導入する。現在、新規加盟店網の獲得と決済総額、手数料売上の拡大を図るべく、開発、営業人員などの採用・育成や、販促活動を積極的に展開。直近の業績は2022年12月期(14期)売上高 29億8,706.7万円、経常利益 △5億6,637.7万円、純利益 △5億7,253.1万円だった。2023年12月の業績予想は、売上高 37億2,500万円、経常利益 △6億5,400万円、純利益 △6億6,200万円見通し。
Data Base ネットスターズ