27日、大手企業に対してAIソリューション事業を展開するAVILEN<5591>が東証グロース市場へ新規株式を上場した。初値は2,482円で、公開価格2,120円を17.08%上回った。公開株数は1,652,400株、初値ベースの時価総額 150億1,600万円、株式上場による資金吸収額 35億円。調達資金は自社SaaSサービス開発に伴う人件費、人員増強などの採用関連費に充てる。
AVILENは、2018年8月設立。月間32万PVの自社メディア「AI Trend」の運営や、生成AIをはじめとする独自開発した技術コアモジュール「AVILEN AI」を活用したAIソフトウエアの開発、実装など、企業のAI実装推進を一気通貫で支援する事業を行う。AI Trendの運営を通じた効率的な見込み顧客の獲得が特徴の一つで、2022年12月期は125社の新規法人顧客獲得に成功。これまでに、大手企業を中心に累計530社以上(2023年6月末時点)の法人顧客との取引実績をもつ。直近の業績は、2022年12月期(5期)売上高 7億3,209万円、経常利益 1億1,070.2万円、純利益 7,913.6万円だった。2023年12月の業績予想は、売上高 9億6,800万円、経常利益 2億1,100万円、純利益 1億4,700万円見通し。
Data Base AVILEN