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音楽著作権エージェント NexTone、音楽配信レコチョクの株式51%を15.5億円で取得。事業シナジー期待。売上90億円、純損失△8億円

音楽著作権エージェント NexTone、音楽配信レコチョクの株式51%を15.5億円で取得。事業シナジー期待。売上90億円、純損失△8億円

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音楽著作権エージェントのNexTone<7094>は28日、個人・法人向けの音楽配信事業を展開するレコチョクの株式51.7%(1,550株)を15.5億円で取得し、連結子会社化する方針を固めた。株式の取得は既存株主のNTTドコモをはじめ、エイベックス・エンタテインメント、ソニー・ミュージックエンタテインメント、VC ケンウッド・ビクターエンタテインメントの4社。近年、インディーズ活動支援事業などを成長戦略と位置付け、積極的な先行投資を進めるレコチョクの戦略に賛同。レコチョクを取り込むことで、両社事業の相乗効果による新事業創出、企業成長の加速につながると判断した。

レコチョクは国内主要レコード会社のエイベックス ネットワーク(現エイベックス・マーケティング)、ソニー・ミュージックエンタテインメント、ビクター エンタテインメント(現JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)の3社による共同出資で2001年7月に設立。2013年12月にNTTドコモが3割超の株式を取得し、筆頭株主にとなった。現在、個人・法人向けの音楽配信事業をはじめ、権利者へのビジネス支援や、web3などのブロックチェーン技術を活用したサービスの企画、開発などを行うほか、子会社のエッグスではインディーズアーティストの活動支援事業を展開する。直近の業績は、2023年3月期売上高 90億5,800万円、営業利益 △3億7,800万円、経常利益 △3億8,300万円、純利益 △8億6,400万円だった。

Data Base NexTone レコチョク

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