26日、シニアホーム紹介サービスを行う笑美面＜9237＞が東証グロース市場へ新規株式を上場した。初値は1,801円で、公開価格1,240円を45.24%上回った。公開株数は494,500株、初値ベースの時価総額 34億9,300万円、株式上場による資金吸収額 6.1億円。調達資金は人材採用をはじめとする人件費や新規拠点の開設、システム投資などに充てる。
笑美面は2010年9月に設立。介護を必要とする入居対象者を優先に、対面によるシニアホームの紹介サービスを行うシニアライフサポート事業などを展開する。シニアホームの紹介サービスは、入居対象者に最適なシニアホームを紹介することで、シニアホーム運営事業者から入居のタイミングで紹介手数料を受領するのが収益モデル。成約率の向上を目指し、シニアホームの紹介を行うコーディネーターをSalesforceシステムなどにより育成するほか、エリアごとにチーム制を導入し、複数人で対応できるバックアップ体制を構築。入居検討者へのサポートをトータルで行う。2023年8月末現在の拠点数は9カ所。紹介できるシニアホーム数約8,800ホーム。
直近の業績は、2022年10月期営業収益 6億900万円、営業利益 2,400万円、経常利益 2,300万円、純利益 3,500万円だった。2023年10月期の業績予想は、営業収益 7億8,800万円、営業利益 1億1,500万円、経常利益 1億1,400万円、純利益 1億4,600万円の見通し。
Data Base 笑美面