21日、東京証券取引所がコミュニケーションプラットフォームを展開するシンカ<149A>の東証グロース市場への新規上場を承認した。上場予定日は3月27日。
シンカは2014年1月設立。企業が行う電話やメール、ビデオ通話、SMSなどによる顧客とのコミュニケーションを自動で記録・整理し、一括管理できるプラットフォーム「カイクラ」の開発、提供を行う。企業はカイクラを導入することで、顧客とのさまざまなコミュニケーションを顧客情報と関連付けして一元管理し、コミュニケーションの属人化を排除、電話対応者の業務経験やスキルに依存しない、質の高い顧客対応を実現。顧客とのコミュニケーションロスやクレームの軽減、業務効率化などに役立つ。収益モデルは、カイクラ導入時の初期費用とサブスクリプション型の月額利用料、SMSなどの従量課金の3つから構成。2023年9月末時点、カイクラアクティブユーザー数は2,565社、4,289拠点。2022年12月期(9期)の業績は、売上高 7億6,826.8万円、経常利益 △1億5,083.6万円、純利益 △1億3,612.4万円だった。
Data Base シンカ