日米を拠点にベンチャー投資を行うDNX Venturesは19日、日本のスタートアップに特化した投資ファンド「4号日本ファンド」283億円とフォローオン投資の「3号日本アネックスファンド」82億円の組成を完了したことを明らかにした。既存ファンドのLPを含めた国内外機関投資家、金融機関が出資した。既に組成完了済のシード向けファンド30億円をあわせると運用ファンド総額は395億円になった。SaaSを中心にB2B領域のスタートアップへ投資を行う。
DNX Venturesは、東京とシリコンバレーを拠点にB2Bのアーリーステージのスタートアップへ投資を行うベンチャーキャピタル。2011年にシリコンバレーのベンチャーキャピタルDFJとのネットワークファンドDraper Nexusとして設立し、2019年2月13日にDNX Venturesへ社名を変更した。2020年には、品川にインキュベーションオフィス・コミュニティ「SPROUND」を設立。累計35社320名以上が利用する。これまでに4つのメインファンドに加えアネックス・シードと合計11のファンド、累計約990億円を運用。日米を中心に190社のスタートアップへ投資を行い、うち23社がエグジットした。
Data Base DNX Ventures