将棋AI アプリ開発のHEROZ<4382>は19日、AIチャットボット「AIさくらさん」シリーズを展開するティファナ・ドットコムの発行株式4,000株すべてを7億3,000万円で取得し、連結子会社化する方針を固めた。ティファナ・ドットコムが持つAIチャットボットによるリアルな顧客接点やキャラクターなどを取り込むことで、新たな顧客層へのリーチ、グループプロダクト間のシナジーが期待できると判断。AIトランスフォーメーションの加速を目指す。
ティファナ・ドットコムは2000年5月設立。ChatGPT や画像生成 AI などの最新AI技術を搭載したAIチャットボット「AIさくらさん」シリーズの展開など、AI を活用したDXソリューションの開発、販売のほか、Webサイト構築、設計を行う Web制作事業を手掛ける。AIチャットボット「AIさくらさん」はチャットボットやアバター接客をはじめとするAIサービス。アバターを通じた接客や受付、社内ヘルプデスク、企業の業務改善など、企業ニーズに合ったサービスを提供し、企業のさまざまな業務自動化を支援する。 直近の業績は、2023年2月期売上高 4億2,300万円、営業利益 △1億400万円、経常利益 △9,600万円、純利益 △9,900万円だった。2023年2月期より、事業の軸をWeb制作からAI事業へ転換したことで、一時的に減収となったが、事業に係る実質の営業利益は、黒字で推移。今後はAI事業を主軸とし、Web開発事業からの人員もシフトしていく予定。
Data Base HEROZ ティファナ・ドットコム
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