22日、高校生の就職を支援する就職求人サイト運営のジンジブ<142A>が東証グロース市場へ新規株式を上場した。上場初日は取引開始から買いが膨らみ、カイ気配のまま取引を終えた。最終気配値は公開価格1,750円の2.3倍となる4,025円だった。公開株数402,500株。株式上場による資金吸収額は7億円。調達資金は人材採用、人件費のほか、広告宣伝費などに充てる。
ジンジブは、1998年9月に広告代理店として代表取締役社長の佐々木満秀氏が個人で創業。2014年2月、人材紹介事業として株式会社ジンジブ(旧事業子会社)を立ち上げ、2015年3月、グループ持株会社として株式会社人と未来グループ(現ジンジブ)を設立した。高校生の就職を支援する就職求人サイト 「ジョブドラフトNavi」の運営をはじめ、高校生に特化した新卒採用支援や高卒社会人の教育・転職支援、DX人材の育成・研修サービスなどの教育事業を展開する。ジョブドラフトNaviは2015年8月にサービス開始。2023年12月末時点の掲載社数は2,354社。直近の業績は、2023年3月期(9期)売上高 15億1,700万円、営業利益 7,300万円、経常利益 6,400万円、純利益 4,100万円だった。2024年3月期(10期)売上高 21億1,200万円、経常利益 2億7,000万円、営業利益 2億6,300万円、純利益 1億6,00万円見通し。
Data Base ジンジブ