26日、現場向けビジネスチャットの提供を行うL is B<145A>が東証グロース市場へ新規株式を上場した。初値は1,553円で、公開価格1,188円を30.72%上回った。公開株数は1,672,600株、初値ベースの時価総額 76.9億円、株式上場による資金吸収額 19.8億円。調達資金は現場向けビジネスチャット「direct」をはじめ、現場仕事のDXサービスの開発、提供などに充てる。
L is Bは2010年9月設立。建設業や流通小売業、インフラ業、運輸・交通業などの現場業務での利用にフォーカスした現場従業員向けビジネスチャット「direct」を軸に、directと連携する各種サービス群の開発、提供を行う。売上の9割以上はSaas形式による月額利用料。2023年9月時点のARRは12億6,200万円、サービス契約社数は504社だった。直近の業績は、2022年12月期(13期)売上高 9億7,000万円、営業利益 △2億6,300万円、経常利益 △2億6,500万円、純利益 △3億1,600万円だった。2023年12月期(14期)の業績予想は、売上高 16億6,400万円、営業利益 1億5,200万円、経常利益 1億5,300万円、純利益 1億600万円の見通し。
Data Base L is B